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1日でできる「ホームページの見直しチェック表」

1日でできる
「ホームページの見直しチェック表」

1日でできる「ホームページの見直しチェック表」

「最近、問い合わせが減った気がする。」
「公開したけれど、何から直せばいいかわからない。」

そんなときは、専門用語なしの“1日点検”がおすすめです。
今日できる修正だけで、伝わり方と使いやすさは大きく変わります。

以下のチェック表を上から順に進めるだけで、土台が整い、明日からの集客がやり直せます。

1. まずは伝わるか|ひと目の印象チェック

訪問して3秒で「何のお店」「誰向け」「今の推し」が伝わるかを確認します。

・店名/サービス名/対応エリアが、写真の近くにはっきり書いてある。
・今一番伝えたい一言(例:初回体験0円・予約はLINEなど)が目に入る。
・写真は暗くない。
・文字が写真に埋もれていない。

迷ったら、トップの最初の画面を「名刺の表面」と考え、肩書と一言の魅力だけに絞ります。

2. スマホで読めるか|見やすさチェック

集客の大半はスマホです。
スマホで表示して、次を確認します。

・文字は小さすぎない(目安:本文は指で拡大せず読める)。
・行間が詰まりすぎていない。
・段落の区切りがあり、だらだら長文になっていない。
・ボタンや電話番号は指で押しやすい。
・画像が画面からはみ出していない。

文章は「。 」のあとで改行し、話題ごとに段落を分けると読みやすくなります。
箇条書きは3〜5点にまとめ、長くなったら「続きを読む」導線で折りたたむのも有効です。

3. 行動しやすいか|問い合わせ導線チェック

いい内容でも、行動ボタンが見えにくいと成果につながりません。

・「一番押してほしいボタン」は1つに決めて、各ページの目立つ位置へ。
・電話・LINE・予約フォームなどの選択肢は、押す前に迷わない数に整理。
・ボタンの言葉は「お問い合わせ」より「◯◯の予約をする」など具体的に。
・地図、営業時間、料金の入口はトップから一回でたどり着ける。
・フォームは必須項目をしぼり、送信後の「ありがとう」画面で次の案内を出す。

「まずは無料相談」「体験の空き状況を見る」など、次の一歩を言い切る表現が効果的です。

4. 信頼されるか|選ばれる理由チェック

初めての人は「失敗したくない」という気持ちが強いものです。
不安を消す情報を、写真の近くやボタンの近くに置きます。

・顔や店内の雰囲気がわかる写真。
・料金例(目安)と支払い方法。
・お客様の声や実績の一部。
・よくある質問(所要時間、持ち物、キャンセル、子連れ可など)。
・安全面や衛生面への配慮。

「選ばれる理由」は3つに絞って短い文+写真で伝えると、読み飛ばされません。

5. 見つけてもらえるか|検索の土台チェック

専門的な設定がなくても、今日できる“土台づくり”はあります。

・ページの題名に、サービス名と地域名を入れる(例:戸田市の◯◯)。
・説明文に、誰に何を提供しているかを短く書く。
・同じ内容のページを増やしすぎない。
・記事の題名と本文の見出しに、伝えたい言葉を自然に入れる。
・お店の地図や住所の表記を統一する(会社情報ページと同じに)。

記事は「1記事1テーマ」が基本です。
「戸田市 × ◯◯」のように、地域と内容をはっきりさせると、探している人に届きやすくなります。

6. 不具合はないか|動作と安心チェック

最後に、動かして確認します。

・スマホとパソコンの両方で、崩れやはみ出しがない。
・リンク切れや、押しても反応しないボタンがない。
・電話番号を押すと発信画面が開く。
・古い情報(定休日や料金)が残っていない。
・問い合わせ後の自動メールやサンクス画面が届く/表示される。

不具合は「お店の印象=仕事の丁寧さ」に直結します。
気づいたらその場で直す“即修正”を徹底しましょう。

まとめ

ホームページの見直しは、むずかしい設定より「伝わる・見やすい・行動しやすい」を整えることが先です。

1. ひと目で何のお店か伝わる。
2. スマホで読みやすい。
3. 行動ボタンが迷わず押せる。
4. 選ばれる理由が写真と短文で示されている。
5. 題名と説明文が整理され、記事は1テーマで書かれている。
6. 表示や動作の不具合がない。

今日、この6つを上から順に点検すれば、集客の土台は必ず良くなります。
うまくいった型はテンプレート化し、次のページにも横展開しましょう。

株式会社T&Cでは、小さなお店や初めての方でも続けられる「週1点検」と「月1改善」をご提案しています。
まずは現在のページを拝見し、今日直せるところから一緒に整えます。
迷ったら、短いご相談からお気軽にどうぞ。

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