同じ価格でも、見せ方ひとつで反応は大きく変わります。
料金ページは「金額を並べる場所」ではなく、「このサービスなら自分に合いそう」と思ってもらうための最後のひと押しです。
小さな会社や個人店でもすぐ実践できる、問い合わせが増える見せ方をまとめました。
1. 「パッと見」で分かる設計にする
最初の3秒で「自分に関係あるか」「いくらぐらいか」が分かることが重要です。
・結論を上に置く。
・代表プランをひとつ強調する。
・税込/税別、初期費用、最低期間を一行で明記。
ここで迷わせないことが、読み進めてもらう第一歩になります。
表示は「価格・対象者・主な内容・問い合わせボタン」の4点が同じ塊にあると離脱が減ります。
2. 価格だけでなく“含まれる価値”を並べる
値段を比べる前に、「何が含まれているか」を知りたくなります。
料金の下に、数行で“受け取れる価値”を書き添えましょう。
・すぐ助かること(初回設定・導入・相談窓口)。
・面倒が減ること(更新・保守・代行)。
・成果につながること(検索に強い構成・写真最適化)。
金額の意味が伝わると、「思ったより高くない」と感じてもらえます。
3. 迷わない比較と“選びやすい軸”を作る
比較は「たくさん」より「分かりやすさ」を優先します。
・用途で分ける(試したい/本格運用)。
・関わり方で分ける(自分で進める/任せたい)。
・期間で分ける(単月/半年/年契約)。
差が出る行だけを太字にし、いちばん選んでほしいプランは枠や背景で強調します。
4. 不安を解く情報を同じ画面に置く
料金の横かすぐ下に、よくある不安への答えを置きます。
・追加費用は? ・途中解約は? ・支払い方法は?
・納期は? ・連絡手段は? ・保証やサポートは?
言い切りすぎず、「目安」「代表例」「まずはご相談ください」で誤解を防ぎます。
5. 価格のすぐそばに問い合わせ導線
料金を見て「話を聞いてみたい」と思った瞬間に押せるボタンがあること。
・ボタンは価格近くとページ下部に。
・電話・メール・LINEのうち返事が早い手段を最優先で表示。
・「相談だけでもOK」「5分で分かる初回ガイド」などの一言を添える。
フォームは項目を最小限に保ちます。
6. 地域・業種に合わせて言い方を最適化
同じ内容でも、言い回しで伝わり方は変わります。
・地名と親近感のある表現を入れる。
・専門業種は業界語と一般語の両方で説明。
・単位や時間の表記は馴染みある形式に。
例)戸田市周辺なら「戸田・戸田公園・北戸田」などを事例やサポート時間の説明に自然に織り込みます。
まとめ
料金ページは「金額の一覧」ではなく、「自分に合うかが分かる場所」です。
結論を先に、価値をそばに、比較は分かりやすく。
不安の答えを同じ画面に置き、問い合わせボタンを価格のすぐ近くに。
今日できる修正だけでも反応は変わります。
まずは「代表プランを1つ強調」「税込・初期費用・期間を一行で明記」「価格の横に問い合わせボタン」を実装してみてください。
株式会社T&Cでは、料金ページの設計見直しから実装、運用改善まで一貫してサポートしています。
迷ったら、まずはお気軽にご相談ください。